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翻訳絵本
はじめてのクリスマス

マック・バーネット 文 シドニー・スミス 絵 偕成社
サンタは北極のサンタ村で、一年中、おもちゃを作っています。
クリスマスイプに、そのおもちゃをそりに乗せて世界中の子どもたちに配ることは、みなさんもご存じでしょう。
でも、配達が終わったあとのことを知ってる人はいませんよね。
この本によれば、サンタは、やれやれとベッドにもぐりこみ、翌朝25日はいつもより30分だけ寝坊をします。
そのあとは、すぐにまた作業着をきて、おもちゃ作りを始めるのですって。
うーん、そんな働き方ってどうなんでしょう?
この本では、ワーカホリックなサンタが、「はじめて」クリスマスの豊かな時間をすごすことになった経緯が語られます。
テキストを書いたのは、マック・バーネット。
『アナベルとふしぎなけいと』『サムとデイブ』『オオカミのおなかのなかで』など、とぼけたユーモアのお話を書いた作家です。
そして絵を描いたのは、シドニー・スミス。
昨年の国際アンデルセン賞を受賞した名実ともに実力派が描く情感たっぷりに描かれた光や空気のなかで、なんともユーモラスなサンタたちです。
編集は、広松健児さん。ひさしぶりに翻訳絵本のお手合わせ、たのしかったです。
装幀は、城所潤さん。いつもながら安定感のある、おしゃれな仕上がり!
偕成社が作ってくれた素敵な動画も見てくださいね。
https://youtu.be/pLIki3j026c?si=GJ76LHHp34PyP6A2
もうすこし詳しい私の話は、こちらからどうぞ。
https://chihiro-nn.jugem.jp/?eid=176