わたしの本のこと

創作童話

やまの動物病院

やまの動物病院

徳間書店

 

山のふもとに、小さな町がありました。

その町のはずれ、つまり山にいちばん近いところに、小さな動物病院があります。

 

でも、その病院の名前は「まちの動物病院」です。「やまの」ではなく。 

「やまの動物病院」はどこにあるのでしょう。

 

やまの動物病院の入口は、まちの動物病院の裏庭に面した、ねこ扉。

お医者さんは、ねこのとらまるです。

診察時間は、夜。

そして患者は山の動物たち。

ほら、きょうも、たくさんの動物たちがやってきましたよ。

 

 

編集は、上村令さん。

長い長いつきあいなのに、なんとオリジナルを2人だけでつくったのは、これが初めて。

信頼と新鮮さで始まった制作過程は、期待どおりの楽しい日々でした。

 

装幀は、前田浩志さん。

徳間書店児童書のロゴマークを作った「伝説の」デザイナー氏です。

 

制作過程のお話は、こちらからどうぞ。

① 本のモトができました。

② 間取りを考えています

③ ルートさんのオフィス訪問

④ 「やまの動物病院」ひそかに進んでいます