わたしの本のこと

きょうりゅうたちシリーズ

きょうりゅうたちも ほんがよめるよ

きょうりゅうたちも ほんがよめるよ

ジェイン・ヨーレン 文  マーク・ティーグ 絵  小峰書店

 

元気な子どもたちを、大人のエネルギーを凌駕するきょうりゅうとして描く、このシリーズ

8冊目は識字教育絵本です。

 

本離れが懸念されて久しいですが、やはり紙の本は人類の偉大な発明だと私は思います。

その証拠に、まだ口もきけない赤ちゃんは、全員、絵本がだいすき。

なんだこりゃ? なんだか おもしろそう! 

そのきもちを損なわずに、本の楽しみを味わいつづけてほしいものです。

長い人生の友として。

 

ところで。

英語で育つ子どもたちと、日本語で育つ子どもたちでは、字を学ぶ過程がちがうようです。

翻訳でも、そのあたりが悩みどころでした。

だけど、悩んでもただじゃ起きませんぜ。

日本語版には、特別付録のカタカナ表をつけましたよ〜。ふっふっふ。

おたのしみください。

 

装丁は、シリーズ最初から担当の 木下容美子さん。

随所にちりばめられた書き文字も、シリーズ最初から担当の 斎藤美幸さん。

編集は、カタカナ表で私が投げた匙をひろって変化球を打ち返してくれた 西塔香絵さん。

 

英語と日本語の識字教育の違いや、翻訳の悩みどころについては、こちらに書きました。

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