わたしの本のこと
- 創作絵本(6)
- 創作童話(16)
- 翻訳絵本(38)
- 翻訳児童文学(5)
- たった一冊のノンフィクション(1)
- おたすけこびとシリーズ(7)
- プリンちゃんシリーズ(6)
- エロール・ル・カインの絵本(5)
- おばけのジョージーシリーズ(5)
- デイヴィッド・ルーカスの絵本(5)
- ピーター・レイノルズの絵本(7)
- きょうりゅうたちシリーズ(8)
- 美術の絵本(6)
- フランソワーズの絵本(4)
- クリスチャン・ロビンソンの絵本(3)
- デビッド・マッキーの絵本(3)
- バレリー・ゴルバチョフの絵本(2)
- バイロン・バートンの絵本(4)
- ジョン・クラッセンの絵本(3)
- ドン・フリーマンの絵本(4)
- アリスン・マギーの絵本(4)
- 荻原規子の挿絵担当(2)
翻訳絵本
いつか あなたが おおきくなったら
エミリー・ウィンフィールド・マーティン 作 サンマーク出版
わたしを みつめる
ひとみを みつめて
わたしは ゆめみる
あなたは これから
どんな すてきなひとに なるのだろう
そう始まるこの絵本は、まだ生まれてまもない子どもたちへの祝福と期待に満ちています。
これからどんな個性が芽生え、どんな人生を歩むのかと思いをめぐらせながら幼子をみつめるときの、しんとした喜び。
いちばん素敵な文章は、さいごに置いてあります。
見守る大人の、なによりもたいせつで暖かな覚悟として。
見返し紙につかったのは包装紙ですって。つるつるつやつやだけど素朴な手触り。
紙の本ならではの魅力ですね。
見返しをめくると、この本を贈りたいひとの名前を書く欄があります。
年月日の欄は、日本語版オリジナルで加えてもらいました。
後半には左右にひろげるページ(観音開き)があります。
観音開きをつくるのって、難しいんですよ。
くちゃっと折れないように、めくりやすいように、とじやすいようにと、制作スタッフが試行錯誤をしてくれました。
あけてびっくり。おもわず笑っちゃうような絵が広がります。
作者エミリーさんの、直球のようでいて変化球かもしれない世界をお楽しみください。
制作途中のおはなしは、こちらから ↓
http://chihiro-nn.jugem.jp/?eid=50
http://chihiro-nn.jugem.jp/?eid=63
編集は、初手合わせながら響きのよさが頼もしかった 平沢拓さん。
装丁は、安心で美味しい(^o^) 水崎真奈美さん。