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バイロン・バートンの絵本
ちいさなあかいめんどり
バイロン・バートン 作絵 徳間書店
元気なキャンディーカラーで語る イギリスの昔話です。
働き者の赤いめんどりが、小麦の粒をみつけました。畑にまいて育てようと思います。
「てつだってくれる?」と なかまの ぶたと あひると ねこにたずねますが、へんじは「やだよ」。
赤いめんどりは しかたなく「それでは ひとりで やりましょう」
そのくりかえし。
せっせと ワンオペ労働をこなす赤いめんどり。
ようやく小麦が おいしいパンになったとき、ちょっといじわるをしてやります。
結末に にやりとするママたちも少なくないのでは。
もっとも、ひよこたちだけは 働かなくても ちゃんとパンをもらえます。
文章にでてこないキャラクターを生き生きと遊ばせるのも 絵本の醍醐味ですね。
ぶたと あひると ねこの「やだよ」のくりかえしが、イヤイヤ世代の絵本初心者ちゃんに ぴったりだと思うのですが、あいにく絶版です。