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翻訳絵本
どうぶつがすき
パトリック・マクドネルド 作絵 あすなろ書房
原題は " Me...Jane"。
「わたし、ジェーン」って感じでしょうか。
どうぶつがだいすきな女の子ジェーンの物語。
ジェーンは、おとうさんからチンパンジーのぬいぐるみをもらい、動物と自然への興味をはぐくんでいきます。
にわとりが、どうやって卵をうむのかをしりたくなり、鶏小屋に何時間も潜伏し、とうとうその瞬間を目撃。自然の驚異にいっそう魅了されます。
愛読書は「ターザン」。ターザンの恋人の名前もジェーンですしね。
いつかアフリカにすみたいな。
たくさんの動物たちとなかよくなりたい。
ジェーンはその憬れをずっとずっと大切にして……、ふむ、どうなるのかなと絵本の頁をめくると、えっ? なにこれ!?
読者の目は、点になるはず。
わたしもそうでした。
これは高名な動物学者ジェーン・グドールの子ども時代を描いたユニークな絵本なのです。
「おおきな ゆめの ちいさな はじまり」
ほんとうに帯のことばのとおり。
日本絵本賞 翻訳絵本賞をいただきました。
この本について、もうちょっと詳しく書いた記事は、こちら。
http://www.kodomo.gr.jp/kodomonohon_article/918/