わたしの本のこと
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創作童話
ぼくにはしっぽがあったらしい
理論社
おしりに尾骨という、しっぽのなごりの骨があります。
なごりだろうとなんだろうと、しっぽなのです。
この小さな骨は、今でも人が緊張したときにこわばり、リラックスするとゆるむのだと聞いたとき、とても納得しました。
なんだか身に覚えがあるような気がしませんか。
進化の歴史や宇宙のなごりは、私たちのどこかにひそんでいるのです。
そこから妄想がむくむくと…。
「カッパのぬけがら」や「天使のかいかた」「おばけのことならまかせなさい」「おまじないつかい」などへと続くヘンテコ生物シリーズ (非公式名称)の1作目です。