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翻訳絵本
ほら、とらがいる!

フィリップ・アーダ 文 デイヴィッド・メリング 絵 BL出版
イギリス発の愛らしい絵本です。
雨の日に、ペニーとお父さんは地下への階段を下りていきます。
雨の日って、いろんなものがちょっぴり閉ざされて、あちこち濡れて光って匂いもつよく感じられて、なんとなく特別ですよね。
ペニーとお父さんが向かったのは、地下鉄の駅。
轟音をたてて、電車がホームに入ってきます。
おもわず耳を塞ぎたくなるし、ちょっと怖い!
すると、混雑した電車内でペニーが見たのは……トラの手!?
「あれは手袋だよ」って、おとうさんはいうんですけどね。
ちょっと特別な日の、いちどきりの出会い。
ほんとだったのかな?
でも、妙に納得してしまうのです。
ガガガガーオーーーッ!
編集は、内田広実さん。「ガラガラがらくた!?」から引き続き、お手合わせしてくれました。
装幀は、鈴木美緒さん。擬音の文字や描き文字で苦心していただきましたが、ぴったりの出来映えに着地しました!