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翻訳絵本
ガラガラがらくた!?
エミリー・グラヴェット 作絵 BL出版
森で一番高い木にカササギの夫婦が巣を作り、卵を産みました。
カササギたちは、巣材に使ったチラシを見て、いつかヒナたちが必要になりそうなものを、せっせと巣に運びこみます。
乳母車、クマちゃん人形、カッコウ時計、靴下、洗濯ばさみ、自転車………。
やがて巣はてんこ盛りになり、とうとう、木のてっぺんからガラガラガラ……!
さあ、卵はどうなった⁈
日本では馴染みの薄いカササギですが、西洋ではキラキラ光るものを収集する鳥として有名。
その習性をもとに、物欲に踊らされる現代のわたしたちをユーモラスに描きます。
表紙カバーの、おしゃれなダイカットをごらんください。
編集は、前袖の電卓画面にぴったりの文章をこっそり入れていた内田広実さん。
装幀は、安東由紀さん。チラシを模した見返しのデザインはさぞかし大変だったことでしょうが、どれもピタッと納まっています。おみごと!