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2020/02/29
新刊です : 「ちいさなしまの だいもんだい」
光村教育図書 スムリティ・プラサーダム・ホールズ 文 ロバート・スターリング絵
むかし、あるところに、どうぶつむらが ありました。
ひつじ、うま、うし、ぶた、あひるや がちょうたちが
それぞれ すきなところに いえを たて、
めいめい とくいな しごとを うけもって、
たすけあいながら くらしていたのです。
ところがあるとき、ガチョウたちが声高に文句をいいはじめます。
「ここは ぼくらの しまだよね」
「やつらは ずるいんじゃないか」
「よそものなのに たいどが でかい」
「そのうちに ぼくらが おいだされちゃうんじゃないか?」
そして会議を開いたガチョウたちは自分たちの住処である島から、水鳥以外のけものを追い出すことを決定します。
おなじく島の住民であるアヒルたちが反対するものの、多数決でやぶれます。
水鳥だけになった島のくらしは、ひろびろとして快適〜。
…かとおもえば、意外な落とし穴がいろいろあって、あらたいへん。。
明るくゆかいな絵で、くすくす笑えるユーモラスなおとぎ話ですが、芯は硬派。
イギリスのEU離脱をテーマにしつつ、じぶんと異なるものとともに暮らしていくことについて考えさせられるので、わたしたち日本人にとっても、そして子どもたちにとっても普遍的な問いとなっています。
くわしい紹介と、メイキング裏話はこちらからどうぞ。
https://chihironn.com/menu/772376