おしらせ

2019/11/20

新刊です : 「きょうりゅうたちも ペットをかいたい!」

新刊です : 「きょうりゅうたちも ペットをかいたい!」

ジェイン・ヨーレン 文  マーク・ティーグ 絵  小峰書店

 

元気な子どもたちを、たいへんパワフルな「きょうりゅう」として描くシリーズの6冊め。

「きょうりゅうたち」がペットを飼うことになります。

 

といっても、ペットを飼いたい「きょうりゅう(=子ども)たち」vs 反対する親たちのバトルではありません。

こんなペットが飼えたら楽しいだろうなあとふくらむ子どもたちの夢に、ほいほいつきあいながらも、巧みにやんわりと小動物のあらまほしき入手経路や愛護へと導きます。

 

わたしの愛しいハンジも、ガリガリにやせた瀕死の子猫としてうちにやってきたのです。

 

     ↓ 掌にのるほど軽く骨と皮で、あらゆる病気をもってふるえていた子猫のころ。

           IMG_5950.JPG

     ↓ まるまるつやつやで、くつろぎすぎの近影…

               IMG_0250.jpg

 

日本のペット事情が良い方向へとむかいますようにとの願いをこめて翻訳しました。

 

くわしい内容は、こちらから。→https://chihironn.com/menu/746312

 

 

 

 

2019/11/07

シャンティ国際ボランティア会

シャンティ国際ボランティア会

 

厳しい環境でくらすアジアの子どもたちへ、日本で出版されている絵本を届けようと、

現地語のシールを貼って絵本を届けてきた シャンティ国際ボランティア会

その活動が20周年となる記念行事で、対談をすることになりました。

 

直接のきっかけは、「せかいでいちばんつよい国」が、カレン語とビルマ語に翻訳されたからですが、じつは、そのはるか昔から、わたしは細々とシャンティを応援してきました。

(不要になった本の処分で寄付とか、エスニックでかわいいピアスを買うとか…って程度ですけどね (^_^;)

 

そして先日、はじめて職員さんたちと会いました。

綺麗事ではすまない現地の暮らしと変化を見続けてきた方たちの、地に足のついた志の高さ、清々しさにふれて微弱電流がながれました。

 

「難民キャンプは、桃源郷なんです」

そう言われたときは、目がパチクリ。「え、いまなんて?」と、おもわず問い返しました。

でも、聞き間違えではありませんでした。

安全であり、最低限の衣食住が与えられ、教育もうけられ、おなじような人達が集まるコミュニティは、桃源郷なのだそうです。

命からがら逃げてきた大人にとっては、たしかに。

もうどこにも行きたくないと思ったとしても、ふしぎはありません。

けれどそこで生まれて育つ子どもたちは、外の世界をしらない。

そのくらしに風穴をあけて、外の世界をみせるのが、絵本なのだそうです。

 

また、難民キャンプの学校で子どもたちは文字を習うけれど、親は字が読めない家庭も多い。

その親子がいっしょに楽しみながら、ここではない世界を夢みて、異なる価値観にふれることができるのも、絵本であると。

 

ね。

ぞくっとするでしょう。

 

シャンティの20年の活動では、そうして外の世界へと踏みだし、国内外で教師や政治家になる子どもたちがでてきたそうです。

小さな絵本の、大きな力。

 

12/3は、そんなことを、たくさん伺い、ともに考える会になることでしょう。

参加者交流会もたのしみです。

ぜひ、おでかけください。

 

詳細と、お申し込みは、こちらから。

https://sva.or.jp/wp/?p=35789

 

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