わたしの本のこと

翻訳児童文学

のんきなりゅう

ケネス・グレアム 作  インガ・ムーア 絵  徳間書店

 

ケネス・グレアムは『たのしい川べ』で有名なイギリスの作家です。

『のんきなりゅう』のもととなった "The Reluctant Dragon" はグレアムが書いた短編で、日本でも石井桃子さんをはじめ、何人かの方の翻訳で紹介されています。

けれども、なにしろ100年以上前に書かれた作品なので、イギリスの子どもたちにさえ古めかしい表現が多く、敬遠され気味だそうです。

そこで2004年にイギリス人の画家インガ・ムーアが文章を短く剪定し、かわりにたっぷりと絵を添えて出版したのが、この本の原書。

大判の横組み絵本でしたが、日本では縦組みの児童文学の体裁にしました。

 

横組み・縦組み問題については、こちらを読んでいただけると幸いです。

http://chihiro-nn.jugem.jp/?eid=4

絵を小さくしてしまうことに悩みはありましたが、すべての見開きにフルカラーの美しい挿絵が入った贅沢な読み物になりました。 

 

青い大きな竜 vs 騎士の迫力ある八百長試合。小学生男子に、おすすめですよ。